その3
インテグラルの組立(後半)とフライト初調整編
6月29日(日) ラジオ積込み
1号機はスイッチ周りがぐにゃぐにゃだったので今回は胴体側面に薄木板を貼り、それにスイッチ等を取り付けました。
当初はCDIをサーボでON/OFFしようかと考えましたが、送信機からON/OFFしても意味がないし軽量優先で単純なスイッチに変更しました。
↑ 受信機のSW
↓ CDIのSW
← チョークレバー
↑
スイッチ補強用薄板
7月7日(月) なんと重心位置が・・
重心位置CGが指定位置より 5cmも前になっています。 これじゃいくら何でも・・・ 錘を積むのは重量限界につき積めません。
移動できるものから・・ まずCDIを後部へ移動して たったの △5mm。 あとは打つ手なしか!
バッテリーを尾翼の中へ積もうかなぁ ・・ (^.^;
↓ CDIをF1から ここへ移動
重心位置
この問題は 最後まで尾を引きそうです。 なにか良い策はないものでしょうか。 ・・主翼を前に移動せよ ・・なんて嫌ですから。
7月10日(木) パイプ と 木ペラ2種 注文
ES composites に40ccガソリンエンジン用カーボンパイプと形の良い木ペラがありましたので、注文しました。 今の時期1$=107円程度なので輸入レートは良いようです。
ES40G
Designed for 35 - 40cc gas engines
Length 24" (edge to edge)
Body DIA 2"
Inlet DIA 0.90"
Weigh 101g (3.56oz)
STANDARD Beech wood for IC
engines
20 x 8, 10, 12
$22.00
ES compositesからお進めがあり 21x10に変更しました。(7/11)
$200 (S&H $10)
7月12日(土) 重心対策 → 尾にバッテリー積み
上記のカーボンパイプに交換することで機体重量5kg以下に収まる見通しが立ったので、ボチボチ製作末期に入りたいと思います。 (^.^;
彼女の お尻を開き (^.^; バッテリーを収めました。
お尻に穴をあけます。 今回ディスクを初めて使用しましたが直線でカットするには重宝ですねぇ。
こんな感じに穴があきました。 お尻の端にバッテリーを積込む予定です。
バッテリーをここに押し込みました。 ここから胴体中心部へ太めの電線で電気を供給。
フタを閉め、ネジ1本で固定。 この改造で重心指定位置から1cm前まで近付きました。 もう・・これでいいっしょ。
現在の重量 5,174g ・・ 完全にメタボです。
カーボンパイプに交換するとして 5,073g ・・ でもダメかぁ。
そのうちボチボチなんとかしましょ。 でもこの時点で73gは壁が高いなぁ (Θ_Θ)
その前にこの状態でフライトして様子を見るこったな。
7月13日(日) エンジン調整 だけのつもりが初フライト 浮いただけ
調整できる状態になったのでエンジン調整だけでも との気持ちで飛行場へでかけましたが、みんなに煽られ飛ばしてしまいました。 すぐに降ろしましたが、アチコチのネジが緩んでおり、堕ちなくてよかったです。 (^.^;
インテークを空け、いざ飛行場へ。
チンカウルを外すとこんな感じです。 チンカウルにインテーク穴以外は空いていません。
イスラム教風の人に助手をお願いしました。
「5kgとは思えないね。 意外と軽いね。」
イスラム教の人、ウソつきません。
揚げただけのインプレッション
ガソリン独特の騒音なのでハーフスロットルまで上げるのがやっと(気持ちの問題か?)で
いい加減なレポートです。
・ハーフまでしか試験していませんが、スロットル反応が素晴らしく速く、いいですねぇ
・騒音が大きいので、やはりソフトマウントに交換すべきでしょう。
・煙が全く見えず、よけいな軌跡がわかりにくいので 私には好都合かも。 (^.^;
・アイドルをかなり下げた(600rpm?)ためか下りのブレーキは2ストといえどもよく効きます。
・しばらくはこの状態でフライト調整し、秋のクラブ対抗戦にはソフトマウンで挑戦したいと思います。
・ガソリンですので墜落が怖いし、早く2.4Gに変更すべきかなぁ
・スタータがあれば、チョークなんか不要です。 (^.^;
スタータをなんとかせんといかんですばい。
でも リタイヤ隊に入隊後、給料が減り、チョット厳しいでごわす。
the package is in the mail. You can track it at www.usps.com tracking# CP5563xxxx4US. On your credit card statement, you'll find
charge for $250 from "Skyline Aviation".
Thanks for the order.
Regards,
Ed
7月18日(金) 一気に届いちゃった
カーボンパイプ、プロペラとガソリンエンジンに使用できるスタータ(Auctionで落札) が一気に届きました。 今回は関税はゼロでした。 いったい
いくらから取られるんですかね。
パイプにはリベットがなく燃料の滲みがゼロ仕様です。 素晴らしい仕上げですね。 直径φ51 101g
上のペラ(21x10)が今回仕入れたもので、前回使用した下のペラより硬く、しかも より軽量です。 カッコもこちらが静かそうで良いですね。 シメシメ
下はkanchan に進められて 落札した ギヤ比4:1のスタータです。
←前回使用
したペラ 106g
(参考)
△26g
スタータが使用できればチョークは不要ですので軽量化のためにキャブからチョーク関連部品を外しました。
△14g
ソフトマウントの製作
騒音対策としてソフトマウントは必須みたいです。 このエンジンに使用できるハイドマウントは販売されていないのでウエブの製作例を参考に自作することにしました。
→ ノーズリングは不要とすべく、9mm厚ベニヤで大径φ110に作りました。 マウントの中心部にはキャブが通るので、大きな穴を空けます。
7月19日(土)
← M4ナットを埋め、ウレタンクリヤーで生地を補強し、次はゴム貼り ・・というところで不具合が発覚
↓ エンジンに仮付けしたところ、マニホルドと板の間隔がほぼゼロ。 これではゴムが巻けませんね。
そろそろ俺も アルツ磐梯山か・・ (Θ_Θ)
←新ペラ 80g
手元に届くのは1週間後でしょうね。 楽しみ 楽しみ (^.^;
早いとこ ソフトマウントを設計しませう。
← 間隔ゼロ
ゴムが巻けないよぅ
・・で完成 (夜中になりました、かなり疲れたぁ)
← マウントの上を5mmDカットする方法で修正しました。 まずは2mmのゴムを貼りかなり硬めのマウントにしました。 後は飛ばしてみて 1mm厚ゴムに交換するかどうか、判断したいと思います。
φ20-4本の木支柱は、会社に出掛け、旋盤で作ってもいました。
リング径が大きくて ゴム部とペラ間の距離が短いのでノーズリングはたぶん不要でしょう。 (^.^;
↓ 比較のために新旧を並べてみました。 上アルミがこの状態で 225g、下カーボンが101g
7月21日(月) 認知症進行中につき (; _ ;)
昼間、マウント取付用にM4x45ボルトを入手し、帰宅後エンジンの搭載工作に着手したところ、改めて認知症が進行中であることをハッキリ認知しました。
なんと入口が狭くてマウントが胴体に入っていきません。 構造上エンジンとマウントは一体にして積まなければなりません。 φ110のままでは無理だと認知しました。 ハァ〜〜 これじゃ週末のフライトは無理じゃんかぁ。 ハァ〜〜〜
7月22日(火) これで何とか
マウントの両サイドを各5mmDカットの簡単な方法で修正を済ませてやりました。 又、ゴム厚2mmはちょっと硬過ぎた感じがしたので加工のついでにゴム厚1mmに交換しました。
7月26日(土) マフラーを取付け いざ出陣
カーボンマフラーにステーを取付け、機体に装着し、飛行所へ向かいました。
マウントゴムが破断
飛行場でエンジンを調整中に、特にアイドリングでエンジンの振れが大きくなり、フライトを断念しました。 家でエンジンを降ろしたところ1mm厚ゴムの1/3周で写真の様に破れていました。 薄い1mmに交換したのが敗因だったようです。 さっそく1.5mm厚ゴムに交換しました。 明日のフライトは大丈夫かな?
→ 判りやすいようにゴム破断部に爪楊枝を差し込んでいます。
7月28日(日) 原因は歳
マウントのゴム1.5mm版を持って飛行場へ。 でもエンジンがなかなかかかりません。 猛暑の中でもあり一旦諦めて頭脳冷却の休憩にはいり、3時間後、その原因がわかりました。 原因は歳のせい。 =エンコンのリンケージを外したままで全開の状態だったのでかからなかったようですわ。
今後、大きなRC飛行機を続けていくことに限界を感じました。 頭脳がついていきません。
1フライト目: 地上で6300回転しか回りません。 ソフトマウントか大
きな径のペラ(21x10)のせいでしょうか。
でも離陸は問題なしですが、水平飛行に移ってから徐々
にパワーが出なくなり、ついにはエンスト・・・・・
マニとマフラー間のシリコンパイプが細いマニの方へ
ずれて排気が抜けている状態でした。
エンストの原因は熱?or リーンのせい?
2フライト目: シリコンパイプをタイラップで締め付けて離陸へ。
離陸は問題なしですが後はまた同じ症状です。
またもや シリコンパイプがずれていました。 マフラー
入口φ23、マニ径φ20なので小さい径の方へずれて
いくようです。
今後の課題 @ マウントのゴムを硬くする。 1.5mm厚→2.0mm
A シリコンパイプがずれないような構造に改良する。
B エンジンの冷却を改善する。 チンカウル後部に穴を空ける。
C 主ニードルをリッチ側で調整してみる。
以上の対策で改善が見られなかったら 本当に 170CDIに浮気しちゃいましょうか・・・ いや
もうフルサイズの飛行機から引退した
方が良いかも知れませんねぇ。
離陸中の Integral
2008年