燃料ポンプAUTOストッパーの機能

基本動作
 ボタンスイッチを押すと、ポンプの
 モータが回転し、2.5秒後から負荷の
 電流変動を監視します。
 燃料タンクが満タンになると流動負荷
 が増えることによりモータの電流が
 増え、それを感知してモータを停止
 させます。

ボタンスイッチ
 一度押すと動作をスタートします。
 押し続けるとモータは強制的に回転を
 続けます。
 2度目に押すとモータは強制停止します。

ボリューム
 電流変化の検出感度を調整します。                       一般的なポンプ(電流1A程度)には0.5Ω

電流監視
 現在の電流と2.5秒前の電流の差を監視し、ボリューム値(相当)以上の差があればポンプを停止します。
 また過去最低値と現在の電流値の差がボリューム値の2倍以上の差があっても停止します。 
 電流スイッチ(FETトランジスタ)と直列に入っている0.2Ω抵抗器に流れる電流値(電圧降下)をマイコン
 のADCで常時監視します。

タイマー
 流量変動を検出できなかった場合、ポンプは最長2分で自動停止します。

電源
 4.8V〜5.5V

燃料ポンプの満タンストップ装置

・・でも簡単には行かない 
1)マイコンの理屈から見ると簡単な原理ですが、マイコンとパワーデバイスの組み合わせで常に問題となるのが
  マイコンのラッチアップ現象です。 外部からの異常電流でマイコンのウェハー上に潜む寄生回路が勝手に
  動作し、変な現象に陥り、悩み続けること 多々でした。 (^^ゞ
  この回路では主にモータと並列に接続しているコンデンサー(0.47)で対策しました。

2)PIC内部のADCを2系統で使用しています。 1系統では色々使った実績があるのですが今回2系統で使った
  ところ、これが中々動いてくれません。 なんででしょうか。 ADCの結果は0しか出てくれません。
  なんでだろう  ・・・ 原因不明、
    ・・・  まだ原因不明・・・・

  1週間後、やっと原因が判りました。 PICライターでEEPROMのログ内容を読み出す時、PICが勝手に動作し
  せっかく書き込んだログに他のデータ(ゼロ)を上書きしていました。 コンフィグでPICを内部発振、MCLR
  をIO割当てにした場合は注意しましょうね。(;゚Д゚)!






               自作してみたいなーと思った方には 宜しかったら プログラムソースをお送りしますので
               連絡を下さい。

実験で使った回路基板

2012年
10月20日(土)
 いきさつ
 ガバナーの改良で いつもテスト機を快く提供してくださっている いわたRCの古山さんから燃料ポンプの相談を受けました。

過去にセンサを使って燃料ポンプ自動停止装置を自作されたそうですが3ケ月も使うとニトロでセンサーが犯されてくるそうです。 その相談を受けました。

自動車のパワーウィンドウと同じ原理を使い、燃料が満タンになるとモータの負荷急増で電流が増えるのを感知してポンプを自動停止させるという装置(回路)を作ってみました。

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