取扱説明書
2014 8月吉日 開発のきっかけ
飛行機に使用するリチウム・ポリマー電池、飛行スタート時は十分なパワーを感じますが飛行終盤には(電池にもよりますが)スロットルを思った以上に上げないと飛行パワーを維持できなくなります。 エンジン機は、スタート時も飛行終盤時も同じスロットルフィーリングで飛ばすことができるますが、エンジン機から電動機に移行した人は、この違和感が最初の壁になっていると思います。
この違和感を解消するために パワー・レギュレータ を考案し製作しました。
他に、副産物として下記の特徴も解ってきました。
1)離陸スタートから着陸まで終始、同じスロットルフィーリングで操縦することができます。
2)パンチ力のあるバッテリーのスタート時に出る ドッカーンパワーが出ません。 (^^ゞ
2)パターン演技の終盤に、スロットル対応不足で出やすい ヘロヘロフライトが出にくくなります。
3)リポ電池の種類によるパワー差が殆どでません。
PRS内部の機能詳細
1)ADC変換器 == CPU1 ==
リポ電池の電圧をADCでデジタル変換します。
2)シリアル通信送信器
ADCの電圧データをフォトカプラ経由で、主CPUへシリアル通信します。
3)安定化電源1
上記1,2項用の安定化電源をリポ電池から生成します。 (わずか1.3mA)
4)フォトカプラ
ノイズ対策のために通信をフォトカプラでアンプ系と受信機系を絶縁します。
5)シリアルデータ受信器 == CPU2 ==
シリアル通信で送られたデータを主CPU用に受信します。
6)スロットル信号受信器
受信機からスロットル信号を受信します。
7)主CPU
ADCデータ(電圧変化分)をスロットル変化分に変換計算しスロットル信号を変調し、
ESCへ送る信号を生成します。 初期設定、LED点灯制御の機能等も持っています。
8)ESC信号出力器
ESCへ信号を出力します。
9)安定化電源2
主CPU系(5〜8項)用の安定化電源を生成します。 4.8V〜8.5V入力
PRSの働き
PRSは、リポ電池の端子電圧を常に監視し、電圧が下がってくると下がった分率を、スロットル信号に反映し、モータ出力を一定にします。
逆にパンチ力のある電池を使った場合は、基準電圧より高い電圧の率分をスロットに反映し、モータ出力を抑え一定にする働きをします。 ガバナー機能はありません。
配線は、PRSをESCと受信機間に接続し、電圧監視ケーブルを接続するだけです。
初期設定はESCの初期設定と同じで簡単にできます。
PRSの配線、設置
Dual マイコン本体
ESCアンプへ
受信機へ
PRSの試作品 外観(モニター用)
リポ電池の電圧監視ケーブル
(LED, CPU1, フォトカプラ、CPU2等で構成)
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