140RXエンジンのHi側回転数のハイテク?調整について、説明します。 この方法は、2ストエンジンを使用し、その有り余る
じゃじゃ馬パワーの調整に悩んでおられる方には大変よい方法だと思います。
【こんな使用感です】
1)ニードル調整は、なにも考えずに最適位置(ピークから数コマ戻す)に調整します。パワーはバンバン出してください。
2)次にSWを飛行モードにし(=MIX をON)、スロットル・スティックをハイ側して、最高回転数を右側面ボリューム(VR)で
好みの回転数まで落します。 (私は 7200RPM位が好きです)
3)飛行機をテイクオフし、飛行中にもう少しパワーが欲しいとか、抑えたい場合は、右側面VRで数コマ単位で調整します。
パイプインするか、しないかの微妙な回転域をニードルで調整するには大変難しいですが 本方法はボリュームで
調整するので実に簡単です。 パイプインする少し手前に設定すると、エンジンの応答が早くなり、エンジンブレーキも
実感できるようになり、エンコン操作が楽になりました。
パターンフライトにおいて、4ストエンジンに比較し、2ストエンジンが劣勢になる要因はパイプインだと
私は思います。
3) プログラム・ミキシング(MIX)を 次のようにセットします。
AU2 :MASTER
THR :SLAVE
CTL :MIX TYPE
MSTR MIX MODE :MIXED
ミキシング量は POINT: 1 2 3 4 5 6 7
% : 0 0 0 14 28 42 55
→写真
ミキシングSWは好みのSWを割り当ててください。 SWが必要でない方はそれなりに
どうぞ (^_^;)
判らない所がありましたら、本HP管理人へメールでどうぞ。(^_^;)
【設定方法】
さっそく設定方法を プロポ 1024Zで説明します。 メカ的な追加は何もありません。
1) プロポの右側面のボリューム(−RS)をFNC機能で8ch(AU2)に割り当ててください。
→写真
2) AFRで AU2を次のように設定します。
RATE A 100%
RATE B 30%
更にEXPN 2 で−52%(RATE A)にセットします。
このセットは、ボリューム(RS)を 0〜−55%の範囲で ほぼ直線的に スロットル・
ハイ側にレート・ミキシングするためのベースになります。
→写真