今飛ばしている機体TOPSTARUはそろそろ1年を経過しようとしていますし次期FXを考える頃になりました。 
世界予選で八田さんの電動機はインパクトでしたが平民にはいろいろ障壁が高いということも知りましたので、エンジン機として改めて製作することにしました。(記事も再編集 5/21)
機種選択の理由: 単純に安かったから・・・だけ。 諭吉つぁん11枚半
4月1日 海外の機体がとっとと届きました。(^0^)σ 軽量化に優位なコンポジット機にしました。 貴族マンションは狭く作業性が悪いもんでウレタン塗完のARFコンポジット機です。
中身です。 スペースがないのでベッドの上です。 そのうち接着剤等で布団はベトベトになることでしょう。
重量測定
 胴体(ラダー付)  1,040g
 主翼            950g
   カーボンパイプ    100g
 水平尾翼        240g (カンザシ具含)   
 
(胴体完成)     2,230g 

 固定脚(塗完)     140g
 タイヤ等     50g 10g
 他小物部品  150g 100g


 プロペラ        110g
 スピンナー        45g
    
(小計)       405g          
4月9日(土) 脚の固定
カーボン脚に固定穴(3Φ)をあけ、M3ボルトで固定してみました。 胴体には既にM3爪ナットが埋め込んでありますので その位置寸法を型紙に写し取り、ボール盤で脚に穴をあけました。
「もしもしメーカさん、これでは構造力学的に穴の位置が逆パターンですね。」 ・・・・まっいいか。
私の車はF3A御用達でないので移動時は脚を外さなければなりませんが、その取り外しが大変だす。 (x_x)
OTOP
4月10日 ラダー取り付け
ラダーは棒ヒンジ4本で接続します。 簡単簡単!
 水平尾翼はプラモデルを組み立てる感じで簡単です。
胴体にカーボンパイプ大小2本通してネジ1本で固定するだけ(片方は固定済み)。
 簡単簡単! (^0^)σ
5月21日 エルロンサーボの取り付け
サーボは横に寝せて主翼の中にセットし、付属のベーク板ホーンでリンケージするようになったいましたが、後のメンテを考えるとチョットね〜。 フツーの方法でリンケージしました。 参考のためにベーク板を並べてみました。
エルロンサーボのコネクタの処理
2分割翼のエルロンサーボのコネクターは、カーボンパイプ小を通して出しておくといいね。 胴体に横穴をあけなくてもいいし。 パイプの内径よりコネクタ外寸が大きいのですが、その通し方は近くのマジシャンにでもお尋ねください。 (^0^)σ
アンテナパイプの通し →
完成後のアンテナパイプ通しは手間がかかるわ。 奥のリブに穴をあけるわ、接着剤は超奥にもたらさんといかんわ・・で。  胴体はご覧のとおり、ケブラーで出来とりますのでコンポジットとは言え、ペコペコ感は全くありません。 

この間隔は6mm以上空ける。狭いとスナップの舵角が厳しい。  ベーク板のホーン類はキット付属部品です。
6月4日  付属のホーンやロッドは重いので全て破棄し、普通のリンケージにしました。
尾輪は、かさ上げが必要なデザインなので黒い部分だけを使用し、他は日本製に交換しました。
ラダーとエレベータのサーボはこの位置に。 これより前だと主翼のカーボン小パイプが隠れるし、後ろにするとサーボのメンテができなくなります。
エンジン搭載 7月30日(土)
やっと念願のDZ160を入手しましたので、今日は仕事が忙しいにも関わらず会社にも行かず、RCフライトにも行かずエンジン搭載に励みました。 噂によるとこのエンジンには 大当たりと スカ があるそうですが、どっちなんでしょうね。 最近、人を騙していないし、悪いこともしていないし、割り込んだ車をあおることもしていないし、 ・・・どうか 「当り」 でありますように。 
初めてハイドマウントを使用しますが、取り付けが難しかったです。 ところでノーズリングを取り付けてしまうと後からエンジンを搭載することが出来ないことがわかりました。 って言うことはエンジンを取り付けてから リングをネジ止めする構造にしないといけない。 結構疲れるし。
マウントは粘るプラスチック材なので直接M4タップを立て固定しました
この機体はDZ160は想定外だったらしく、エギュレータの頭が前に飛び出ます。 もっとひどいのはエンジンヘッドが振動で振れると左右がカウリングにぶつかります。 この冊子は全部取らざるを得ませんね。 安物は色々問題が出てきますね。 ・・というより私の胸中では想定内!
8月3日(水) マフラーステーを付けました。 予めここまで作っておかないと、この機体には積みにくいのです。
キャノピーを外し、床のハッチを開け、この位置へマフラーステーを接着しました。 この手の機体は片付ける時に、マフラーを外さなくてよい・・・と言いますがその前にマフラーは簡単には取り外せないとです。

8月12日(金) 重心位置(主翼軸パイプの後縁)の調整のためにパッテリー位置をこんなに奥にしました。 (ブルー部)
一度積んだら二度と取り外す気になれません。
8月21日(日) 重心がパイプの後縁だとスナップの止まりが悪いです。 パイプの中心がベストかな。 バッテリーはパイプの近くに移動しました。

燃料タンク 邪魔なので勝鬨橋風にしました。 タンクの首根っこをOリングで丸棒支柱に縛っています。 これで主翼の組み立てが楽になりました。 受信機はタンクの真下です。(スポンジの中)  タンクは600cc  made by K&k
(画像にマウスを乗せるとタンクがセットされます)

マニホルド周り マフラーは簡単には取り外せないとです。

DZエンジンにはディレー点火式が主流のようですが、フットSW式で行くことにしました。 SW箱の中に 4500mAのバッテリーが内蔵されています。
自分の好きなタイミングでSWを踏みプラグ点火するのでいいかも。 made by K&k

と言う訳けでほぼ完成した OTOP DZ160 です。
重量はチョット重めの 4.5kgになってしまいました。
 

1) 防火壁から後ろの脚固定部、マフラ排気部のカーボン板や胴体の切り欠きや断面部は切りっ放しですのでウレタンクリアで目止めしました。 放っておくと燃料でブヨブヨ化の恐れがありますので・・。


飛行調整

8月13日(土)
 エンジンを起動できない
夕方、IMA飛行場へお邪魔し、まずエンジンを慣らそうと思いましたが、エンジンがかかりません。 ポンプネジが凹んでいるようなので、面位置まで戻したところ、数秒は回るようになりました。 私にはお手上げ(知識不足)のため、ねもやんに見てもらったところ、ドロドロのオイルでにじみ出ており、これが原因らしい。 私の手も天ぷら油みたいなものでベトベト状態になりました。 今日はこれでサンセット。
どうも ”スカ” くじを引いたみたいです。 どこかの 大当たり の人がうらやましい。 これでは8月末の検定会参加は無理か・・なぁ。

8月15日(月) おなじくエンジン不調
昼から飛行場へ出かけましたが、エンジンがいうことを聞きません。 ポンプネジを1mm程度深く閉めたところ何とか回転するようになりました。 しかしスロットルをHiにすると回転が上がりかけてエンストします。 燃料の必要量が来ていないようです。 あれこれしているうちに大きなノッキングでノーズリングが外れましたので、今日はここまで。

誰かがポンプを分解すると直る?と言っていましたので 夜、YSドクター(HP)に沿って分解してました。 悪いところはないように見えましたが・・。 

8月16日(火) やっと処女飛行
エンジンがやっと正常になってきましたので処女飛行をしました。 やや大きい癖がありますが調整はこれからです。 指定の重心位置では癖が大きいように思います。 もっと前位置(カーボン主軸の中心)がいいと思いますが、調整は来週以降の予定です。

ハプニング
アンダーカウルを固定するM4プラネジが地上で折れました。 飛行中でなくてよかったです。 最初から金属ネジに交換しておくべきでしょう。
8月20日(土) 浜松での初飛行
朝は土砂降りの雨だったのですが10時には上がりましたので、天竜川へ出掛けました。 田上さんが一人でいましたが私にとってはDZ160を調整してもうらうにはラッキーでした。 早速完璧に近い状態に調整してもらい快調に飛ぶようになりました。 しかし2フライト目の後半でエンスト。 その後2フライトしましたがPターン後いずれもエンスト。 でも田上さんにかかると原因の解析は簡単でした。 私一人だったら決して判らなかったと思います。
 

原因はレギュレータのチェック弁に刺さったアルミ片で、このために弁が少し浮き上がりここから燃料が漏れることによるものでした。 右 矢印の先。
飛行機が新しい時によく起きるエンストの原因らしいです。 リンケージをやったときにパイプとかタンク内に残った金属屑がそれです。 私の場合はアルミパイプのバリをヤスリで丸く加工したときの削りカスみたいです。

ポンプの強力な圧でバネを押し下げ、この弁が開き、そこに金属屑がはさまり、強力なバネ圧で潰され、金属片が突き刺さったものだと思います。
燃料タンク  同じ過ちを繰り返してしまいました。 燃料タンクが680ccもあったので80cc分を短くしていましたが、エアバルブを開けないで燃料を注入したため、接続部の一部がはがれてしまいましたので、630ccの新しいのタンク(ライオン歯磨製)に交換しました。

飛行機
は、ラダー→エレベータ間に8%のミキシングを入れ、大分飛ぶようになりました。 でも私の腕が、4ストエンジンに慣れるために暫く時間がかかりそうです。
9月17日(土) 変化する機体の癖とトリム
飛ばす日ごとに機体の癖やトリムが変化するので、いろいろいじくり回しました。 固定脚は後方へテンションをかけながらネジを締め付けるようにした(=取り付け位置を固定)ところ、少し改善されましたが完全ではありません。 
この機体は主翼がニ分割式で、機体を運ぶとき、主翼の前縁を手で持ち、吊り下げるのでその応力で微妙に取り付け角が変化しているのではないかと疑いました。 本来は重心位置のカーボンパイプと後部の小さなピンの2ケ所で揚角が決められています。 そこで前部にもピンをつけ固定することにしました。
↑主パイプ
↑補助ピン
↑追加したピン
結果は上々。 この後は、癖やトリムが変化しなくなり、安定してきました。

総括すると、
1)固定脚の取り付けは、いつも定位置に固定する。
  (ネジのガタを考慮して、取り付ける)
2)主翼の前縁にも、固定ピンを付ける。
9月24日(土) セットアップの簡素化
飛びが大分良くなってきたので、色々手をつけていきたいと思っています。
この機体の最初の印象は、飛行場について組立てるのに手間がかかり過ぎることでした。 その対策として @跳ね上げ式の燃料タンク、A固定脚は取外さない(付けっぱなしで車に乗せる方法の工夫) をやってきましたが、キャノピー取り付けにネジ4本は多過ぎると思っていました。 そこでキャノピーの後部をピンの抜き差し式に改造しました。 キャノピー前部のネジ2本はまだ残っていますが、そのうちアンダーカウルの脱着ピンみたいな方法に変更したいと思っています。

現在の重量 4580g 
ピン
私のマニホールドの取り付け
  ハイドマウント(初期型)を使用しているので、大変静かなのは良いのですが、その代償としてエンジンの振動はかなり大きいです。
  なのでマニホールドが折れないように気を使っています。 今のところは折れていませんが、もっと良い方法があったら誰か教えてください。
テフロンパイプを挟んでユルユルに固定
(マニホールドが前後に動く程度に)
ここはテフロン以外に選択肢がないみたい。
マフラーとマニ間は5mm程度の余裕をとる。
(熱膨張で硬く踏ん張らないように)
ニシオカ製マニホルド・ステー
(共振選択度Qを抑えるためかな、この付近を。
10月10日 タペット調整
 30フライトになるのでタペットを初めて見てみました。 クリヤランスは調整不要でした。 このエンジンは”大当たり”かも知れません。
ジュラ脚に交換
厚くてガニ股で大きなカーボン脚からこのジュラ脚に交換しました。 結果は離陸が大変素直(フツー)になり、フライトもどういう訳けか素直になりました。 板は薄い方がいいのでしょうかね。 もちろんランデイングもクッション効果がでて安心です。
サイズ
翼弦:1890  機長:1930 mm
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